長野の文系美容師のブログ

長野の文系美容師がヘナの白髪染めに本気で取り組んでいます。

ヘナを溶く時は熱湯で、、、、

長野でヘナに本気で取り組んでいる文系美容師 
バウハウスの傳田です。


世間は3連休のようだけど美容師には関係ございません。



ただしワタクシの美容室は明日から連休ですが
それはいつもの定休日、

営業時間や定休日の問い合わせで聞かれるけれど
今回のような月曜日が旗日の時ですがバウハウスは休みです。


分かりやすく言えば祭日だろうとゴールデンウィークだろうと
月曜日は定休日にしている。

だって祭日の月曜日は営業して翌日に振替るとか
面倒なことをすると分かりづらいでしょう、、、。



それではそろそろ本題に入りますが
この季節は店先の雪かきをするのが朝の日課になるけれど
今年は雪が降らない。


雪は降らないけれど寒いのはいつも通り
店の暖房をタイマー予約しておかないと朝イチの方が
震えながらの施術になりそうです。




頭皮はビンカン


寒い時期にカラー剤を塗られるとそれは美容師(塗る側)が
考えているよりも頭皮が冷たいものだ。


パーマ液やカラー剤は常温で管理して
常温で使用するのは当たり前、

美容室で使っている薬剤は勝手に加温すると
事故のもとになるからです。



そうは言っても冬の寒い午前中のカラーは
想像以上に頭皮がヒヤッてするのも事実でしょう。



ま、美容師側からすれば日常のことだし自分で
体験しないので分からないと思う。


カラーを塗り終わった時に
「しみるところはありませんか?」とは聞かれるけれど
塗る前に「冷たいですよ」と言われたことなどないでしょう。





ヘナを説く時は常温で


ヘナを使う時に最初にやることは「湯を沸かす」それも
沸騰させること。


そしたら次は沸騰した湯を少しずつ注ぎヘナを溶く。
このままだと熱いので 
まずは頭皮のマッサージをすることで時間が経過して
ヘナのペーストはちょうど良い温度になっている。


これはワタクシがヘナを始める時に
ヘナメーカーのインストラクターから
講習していただいた方法。


熱い湯を使うことで染まりそうなイメージがあるでしょう、
しかも頭皮のマッサージまで付いているから
いかにも天然のヘナらしさがあるでしょう。

そうだ、マッサージはセサミオイルを使うことで
頭皮のケアになるとも言っていたのを今思い出した。



この方法はヘナを使うだけでしたら問題はありません、


ただし天然成分100%のハナヘナを使う時の方法ではございませんので
お間違いのいないように





それではここからは天然成分100%のハナヘナの
話になります。

まずヘナは常温の水を使うが
こだわらないで水道水で問題はありません。


地域によっては水道水に含まれる成分やPHが違うが
そこまで気にする事はないが
どうしてもこだわりたいのであれば気に入った水を
用意すればよい。



ちなみに長野は温泉地帯だからミネラルたっぷりの
水道水です。


次にヘナの3倍の水道水をいっきに投入、
ヘナをかき混ぜる。



ヘナに対して3倍の水だと若干固めのペーストになるが
のちほどインディゴと混ぜたりする時に計算しやすい。

それを一晩寝かせるが熟成させる事でヘナの成分が
まんべんなく溶けだしているのでシットリ感が出て
染まりも良くなるのだが、、、、

このような言い方をすると
3倍くらいしっとりして3倍くらいよく染まると
勘違いしてしまう美容師くんが出てくる。

しかし比べてわかる程度のことです、、、が
ヘナ専門店としてらこの小さな違いが大事。


ヘナは繰り返し使うことで結果が出てくるので
その小さな違いが大切になる。



それではハナヘナはなぜ常温の水で溶くのでしょうか。

植物に熱湯をかけたら死んでしまうでしょう、

熱い湯はハナヘナの成分を壊してしまうので
当然だが色素も壊れてしまって髪は染まらない。



これで分かる思いますがハナヘナは常温で溶くのは
その成分を壊さないようにするため、

熟成させずすぐに使いたいときなどは
ぬるま湯(40度以下)ならば大丈夫かな。









湯煎する



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熟成ヘナに水を加える



熟成したハナヘナに水を加えて粘度を調整するのだが
この後に、、、、






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湯煎するヘナ



ヘナを大きなボウルで湯煎してから使うのだが
この程度のデリカシーはハナヘナを使っている美容師なら
標準装備。



ヘナにオイルなどを混ぜる方法もあるけれど
あえてヘナだけで使う(熟成させることでヘナの油分が出ている)。

ま、この辺りは美容師の好みでしょう、、、。




言っておきますが紅茶とかコーシーは使いませんから






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ヘナの放置タイム




ヘナを塗ったらラップで包むが
これは熱を逃がさないようにしているのでは無く
ヘナが乾かない様に(乾いてしまうと発色しなくなる)する。



天然の植物は例外なく頭皮の熱を下げるので
熱い時期は良いけれどこの季節は湯煎しているとはいえ
寒さを感じるかもしれない。


そこでこの上からホットタオルで包んでおくことで
寒い差対策をするのは長野だけでしょうか。





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ヘナ白髪染め




ハナヘナで染めるとこのように白髪がオレンジ色に染まる。
この方は分け目に集中しているがヘナのオレンジ色で
顔が明るく見える。



以前はカラー剤を使っていたが生え際にアレルギー性の
湿疹が出てしまい肌が気になり出したのがきっかけで
ハナヘナの白髪染めに変えて3年ほど経過。


サラサラ髪です




長野と上田でハナヘナを体験した方、興味がある方、
相談だけの来店も受け付けてます(要予約)

美容師さんの歓迎



予約、問い合わせ

026ー228ー5228 まで



hair・shop b a u h a u s


長野市南石堂町1423 奥村産業ビル1F





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裾花






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