長野の文系美容師のブログ

長野の文系美容師がヘナの白髪染めに本気で取り組んでいます。

ハーブブラウンとハーブマホガニーの違いは


ヘナの白髪染めに本気で取り組んでいる長野の文系美容師 

ハナヘナ専門店bauhausの傳田がヘナを語ります





ハーブブラウンとハーブマホガニー、、その違いは


ヘナ好きの方はご存知だと思いますがヘナは気になっているけれど
まだよく分からないって方のためにハーブブラウンとハーブマホガニーの
説明から入ります。



その前に、
よくある話で美容師は美容のことなら何でも知っていると思っている
一般の方がいますが自分の美容室で行ってない技術や商材はコトは
分かってないのが現実。




特にヘナに関しては知らない美容師くんはたくさんいます。


知らないことは悪いことではありませんが知ったかぶりをするのは
美容師の悪いクセ、最も悪質なのは新しい商材や技術を何の検証もせずに
いきなりお客様で使ってしまってしまう美容師くん。


しかもヘナとインディゴの順番を間違えた美容師くんも生息してますので
注意してください。





さて本題にはいりますが

本来はヘナで染めた後にそのオレンジ色を消して濃いブラウンに
変えるときに使うのがインディゴ、

その手順は

ヘナを塗る、時間を置く、一度流す、インディゴと塗る、時間を置く、
流す、、、このような流れです。


その利点は数あるけれどデメリットをあげるとすれば
時間が必要なことでしょう。





その時間の問題を解決するためにハーブブラウンとハーブマホガニーが
あると思ったら大間違い、

ここを間違ってしまうと「染まらない」と思ってしまいます。



ハーブブラウンはヘナ:インディゴが4:6で
ハーブマホガニーはヘナ:インディゴが2:8の配合(商品化されている)。



他も配合はないのか、、、と思うかもしれませんが
白髪を染めることを目的にするとこの配合が正解でしょう。



髪のケアなど他の目的でしたら他の配合もありますが
全ての配合を検証してから使うのが美容師の仕事でしょうね。



ワタクシの場合はヘナとインディゴを別々に使っているので
インディゴのペーストを作りそこにヘナ、ナチュラルのペーストを
混ぜるようにしているが、、、理由ですか、、、

ヘナ、ナチュラルは前日に溶き熟成させているからですが
インディゴの熟成時間はヘナよりも短時間だということもある。




ヘナのナチュラルとインディゴを別々に扱っていると
使う前に混ぜるといった手間が必要だけどその配合を3:7などと
微妙に変えることもできるメリットもあります。



そは言ってもヘナとインディゴの2度ぞめのような染まり方はしませんけどね。
ここはしっかりと分けて考えるところです。






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ヘナとインディゴ


ヘナ:インディゴを4:6で混ぜるのがハーブブラウン









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水を投入する前によく混ぜる、、、理由ですか

やってみれば分かることです。









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約3倍の水道水をいっきに入れ混ぜる、

粘度が足りなければ少しずつ水を足して行くのだがマヨネーズくらいの
粘度が良いとされているがここで問題がある。



ワタクシはマヨネーズは嫌いだ。

と言うか自分から進んでマヨネーズをかけたりしないので
マヨネーズの硬さが分からない、、、、。


西山の出身ですので醤油派だがここで大事なのはペーストの硬さです、

やわらかすぎると時間が経過するとたれてくるし
硬いと固まってしまってムラになることもある。





ちょうど良い粘度は経験するしか無いが最初は少し硬めに溶き
徐々に水を足して調整するのが良いでしょう。











ハーブブラウン



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30日前にハーブブラウンで染めている方、

髪は多く太く若干のクセ毛ですが髪のクセは年齢からくるものでしょうね。













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ヘナに限らずハーブブラウンもタップリと塗ることが
染まりをよくするポイントです。



ここはケチってはいけないがよくある質問でひとり分は何グラム?

ワタクシは平均で60グラムほどを一人分として使っていますが
このくらいの量を使わないと染まりムラになったりします。










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ヘナヘナのハーブブラウン




ハーブブラウンの染まり上がりですが白髪だった髪はこのように緑色に染まり
時間の経過とともにブラウンに変わるのだがその時に大切なことがあります。



それは水分、
インディゴが発色するには水分が必要になるがこの話は前回に
書いたので気になる方は前回のブログを呼んでください。



その方法は自宅に帰ったら霧吹きなどで髪を濡らす、
そして乾いたら濡らす、

これを何度か繰り返しているうちに緑色がブラウンに変わっていきますが
その期限は2日間ほどです。





簡単に家美容室から帰った日と翌日はできる限り髪を濡らすことです。




言っておきますが2日間ですからね、、、、
以前この話をしたら次回美容室に来店するまで髪を濡らし続けた方が
いましたがインディゴの発色は48時間ほどで完了してしまいます。








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ハナヘナのハーブブランドは白髪染めの間隔が短い方、

白髪が気になるので毎月染めたい方にはちょうど良いかもしれません。





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ハーブマホガニー




こちらはハーブマホガニーの白髪染めですが白髪の量が違うので
簡単に比較にはならないけれど色味は分かるでしょう。


そして次回はハーブマホガニーの白髪染めの話です





ここまでヘナの表記は全てハナヘナですのでお間違いのないように



ハナヘナに興味がある方、体験したい方、

相談だけの来店も受け付けてます(要予約)

美容師さんも歓迎してます



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