ヘナの白髪染めに本気で取り組んでいる長野の文系美容師
ハナヘナ専門店バウハウスの傳田がヘナを語ります
ヘナの認知度も上がったようですがヘナとインディゴの区別が
つかない方もいるのは仕方がないことです、
事実 ヘナとインディゴの染める順番を間違えたことに
気がつかない美容師くんも存在してますから一般の方が
分からなくとも何の問題もありません。
それよりも先日は「ヘナって何??」と初歩的ですが
重大な質問を頂いたばかりです。
まぁ、世間のヘナの認知度は「天然ぽいから髪や頭皮に良さそう」
程度でしょうか。
それでは本題に入りますが
ヘナを検索しているとナチュラルとかハーブブラウン、
ハーブマホガニーと表示されているのはご存知だと思います。
ナチュラルとは「 henna 」ヘンナ 和名でヘナのことで
簡単に説明すると白髪がオレンジ色に染まるハーブ。
そして次に出てくるのがハーブブラウンとかハーブマホガニーですが
本日はハーブブラウンの話で行ってみます。
なんで一度に説明しないのか、、って。
一度に書いたら分かんなくなってしまうでしょう、
だいたいヘナとか天然成分といった話は
ややこしくなりやすいのですから。
ハーブブラウン
ハーブブラウンというと茶色を想像するでしょう、
しかしそれは勝手に自分に都合良い茶色を想像しているだけです。
ケミカルカラーだと髪を脱色しながら色素を入れていうので
明るい茶色に染まるけれど
天然のヘナの場合は髪を脱色せず色だけ髪に入るので
白髪の量を考えないでハーブブラウンを使ってしまうと
染まっていないように見えるようです。
美容師とお客様で共有が難しいのがカラーの色味です、
お互いにイメージしている色が言葉と実際の色では
ギャップはあるでしょう。
ハーブブラウンはヘナとインディゴを4:6で配合したハーブ、
このように書くと何も問題はなさそうに思うかもしれませんが
絶対的な量が少ないのです。
通常一度に使うヘナは60グラムそれを水で溶くと
260グラムほどになります。
それではハーブブラウンだとヘナが24グラムにインディゴが36グラムで
トータル60グラムになりそれに水を加えて260グラムほどです。
トータルでみれば同じ分量ですがヘナは24グラムしか使っていない、
これで髪をブラウンに染めることなどムリと考えてよいでしょうが
言葉の魔力でしょうか「ハーブブラウン」はよい感じの茶色の
イメージを与えてしまうのかもしれません。
キャバプーのアリエッテイですが茶色ではありません、
ルビーだそうですが、、、
本題との関連性は低いですがあまり気にしないように。
ワタクシのブログなど思いついたことから書いてますので
ヘナの色味の検証をした毛束でハーブブラウンです、
30分放置かな流して乾いたら水分補給をして3日経過した状態の毛束。
もすこし近ずいてみますか
かなり薄い茶色に近い染まっているかな
毛束で検証したものですから実際の染まり方とは違いますが
おおよそ目安にはなります。
白髪が多ければそれなりに見えますが
通常白髪は黒髪の中に点在しているのでその場合はどう見えるのでしょうか
ここまではベースが白でしたので薄い茶色も濃く感じたと思いますが
ベースを黒にしてみます
ベースが黒だとこのように見えます、
イメージとしては黒髪の中にあるハーブブラウンで染まった白髪です。
並べてみると違いがわかる
上が黒のベースで下が白ベース。
同じ色でもベースが変わると違う色のように見えます。
これはあくまでも毛束を使った検証ですので人の髪に染めた時とは
違いますが白髪が80%以上であれば問題は少ないでしょうけど
白髪の量が少なければベースが黒の写真のように染めても
白髪が目立ってしまうかもしれません。
それでも素材の問題で白髪が目立つのは光を反射し
黒髪が光を吸収するからですので薄い色でもヘナをしていれば
光の反射はなくなるので多少は目立たなくなるかな。
それでは次回はヘナのハーブブラウンで染めた実写版で、、、続く
ここまで使用しているヘナは全てハナヘナですので
お間違いにないように
(注)ヘナの中には混ぜ物をしたり色素をドーピングしている
「なんちゃってヘナもどき」もあります
言っておきますが
「なんちゃってヘナもどき」を否定しているのではありません、
ワタクシが天然成分100%にこだわっているだけです。
長野と上田でヘナでしたら
hair・shop b a u h a u s まで
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026ー228ー5228
当日予約は受けれない状況ですので余裕を持ってお願いします
長野市南石堂町1423 奥村産業ビル1F