ヘナの白髪染めに本気で取り組んでいる長野の文系美容師
ハナヘナ専門店バウハウスの傳田がヘナを語ります
キャバプーのアリエッテイですが本題との関連性はございませんが色の話をします。
アリエッテイの毛色はルビー、ルビーとは赤系の色味のはずだがワタクシには茶色に見えます。
それではブリーダーに騙されたのでしょうか、
ハーブブラウンはグレー?
「ヘナのハーブブラウンがグレーに見える」と質問がありました。
ハーブブラウンはヘナとインディゴを4:6の割合で混ぜて使うハーブの白髪染め。
白い髪にハーブブラウンで染めるとこの様な色になる、写真の取り方にもよるけれど確かにグレーに見えると言われても仕方がない。
茶色は橙色にグレーを加えるとできる色で白を加えると肌色になります。
も少し説明すると10グラムの橙に10グラムの灰色を加えると20gの茶色になるのだけどこれは顔料のことです。
ヘナのハーブブラウンは4gのヘナに6gのインディゴを混ぜて10gにしているのでそれぞれの色の量が少ないのです。
ここで間違いのないように言っておきますが実際髪を染める時にひとり分は60gの粉に3倍ほどの水を加えている。
分かりやすいように10gと言っているだけですが、、、、
そのくらい分かると言いたいのでしょうけど中には10gが染める量と思ってしまう美容師くんが存在するのも事実です。話がそれたので戻します、
ヘナのナチュラル
ヘナはこのようにオレンジ色です、
このオレンジ色を消してブラウンに変える時にインディゴを使うのだが、、、、
インディゴ
インディゴの色です、
このインディゴとヘナのオレンジ色を混ぜるとハーブブラウンになります。
茶色(ブラウン)は橙色(オレンジ色)を灰色(グレー)で濁して作る色で茶色の色名は橙になる、、、、、分かりづらいですよね。
ワタクシが推測するにヘナのオレンジ色がベースにあるので茶色と表現しているのだないでしょうか。
まぁ、三角とか四角などの形は共有できるけれど色に関しては人それぞれ見えている色が違うので微妙な色味は見え方が違うこともあると思います。
これもハーブブラウン
これは以前も載せたけれどどちらもハーブブラウンですがベース白と黒だと違う色に見えるでしょう。
これを髪に当てはめるとします。
白髪が100%なんて人は少なく白髪染めは黒髪に白い髪が混ざるから気になるがその白髪の量がどのくらいなのか。
白髪が20%以下の場合と70%以上ある場合では同じ色を使っても染まり方は違って見えるのは上の写真を見れば分かるでしょう。
カラーで染める時は黒髪も明るくしてしまうので白髪の髪と黒髪だった髪の明るさの差が少なくなる、ということは誰が染めても同じように染まる。
それではヘナで染めると黒髪はそのままですから同じ色を使っても白髪の量が違うと見え方も違います。
しかも天然の染料は髪質でも染まり方は違うのでその人だけのオリジナルの白髪染めができるってことです。
繰り返し染めることで色味が深くなるのも天然のヘナの良さです
(香草カラーやダークトーンのカラーは人工色素ですから繰り返し同じ部分を染めると黒くなるだけです、、、理由ですか、、、上のヘナとインディゴ足して10gの話です)
その人だけのオリジナルな白髪染めは天然のヘナだからこそ、
ワタクシがヘナの白髪染めに引かれる理由のひとつでもあります。
追伸
アリエッテイの毛色も見る人が見ればルビーなんです
(注)ここまでのヘナとインディゴの色は実験用の毛束に染めたものです。
手順、時間などは実際のヘナ染めに近い状態で染めていますが、、、あくまでも検証用の髪の色ですので。
ここまでヘナの表記は全てハナヘナですのでお間違いのないように
長野と上田でハナヘナでしたら
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