長野の文系美容師のブログ

長野の文系美容師がヘナの白髪染めに本気で取り組んでいます。

白髪染めを繰り返すと髪の色が抜けてしまう

 

 

ヘナの白髪染めに本気で取り組んでいる

長野の文系美容師美容師 

ハナヘナ専門店バウハウスの傳田(デンダ)が

ヘナを語ります

 

 

 

 

 

退色

髪を染めていると必ず起きるのが退色、

カンタンに言うと 染めた色が

抜け落ちること。

 

 

カラーでの退色は2種類あり

天然のハナヘナのように

髪を脱色しないカラーで染まっている

髪は元の状態にもどる。

 

 

 

ケミカルカラーは髪の色を脱色しながら

色を入れているので 色が抜けると

脱色された髪の色が出てくる。

 

 

これは白髪染めのように ダークな

カラーでも髪は脱色されている、

 

白髪染めもオサレカラーも同じことです。

 

 

退色した髪をどうすればよいか、

白髪染めは染める間隔が短くなりやすいので

毎回毛先までカラー剤を塗っていたら

髪がボロボロになってしまう。

 

 

最近の素人の方でもそのことを 知っていて

「リタッチでお願いします」と

カラーのオーダーがあるようです。

 

 

バウハウスはヘナ専門店ですけど

20%ほどの方は

ケミカルカラーで染めている。

 

 

当然ですがリタッチはよくある技術、

しかし一度染めた髪は シャンプーを繰り返すと

徐々に退色します。

 

 

しかも髪のダメージが大きくなれば

退色も早くなります、

 

これはカラーの薬剤で 髪の表面の

キューティクルが剥がれて

髪の中のタンパク質が流失し起きる現象。

 

 

要するにカラー剤の色素がとどまる

タンパク質が少なくなるからですね。

 

 

 

髪のダメージを少なくするのであれば

カラー剤は伸びた部分だけに

塗るのが鉄則ですが 

それでも起きてしまう髪の退色に

どう対処したら良いのでしょうか。

 

 

 

ここまでくると

ヘナの話になると思うでしょうが、、、、

 

半分は当たってます。

 

 

 

 

カラートリートメント

ヘナの色は オレンジ色の色素を持っているので

明るく染めている髪にヘナで染まると

オレンジ色が目立つことがあります。

 

 

明るくなりすぎた髪の色を抑える時は

インディゴを使うのですが

ここでいきなり インディゴを

使ってしまうのは素人美容師。

 

 

ここでインディゴの話を始めると

800字では済まなくなりそうですから

またの機会にしますが ひとつだけ。

 

 

ベースにヘナが無い髪に

いきなりインディゴを使って黒くなりすぎたら

元の明るさに戻すことは不可能です。

 

ま、検証していれば分かることですけど。

 

 

 

 

 

ハナヘナのハーブブラウン

 

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ハナヘナ

仕上がりから入るのは定番に

なりつつあります

 

 

 

 

 

 

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白髪染めはケミカルカラーで

中間から毛先はヘナでケアをしているが

ここ二度ほどは 根元の伸びた部分の

リタッチのみ。

 

理由ですか、、、

何事もやりすぎはよくありません、

 

状況判断が必要です。

 

 

 

 

髪の色を抑えながら

しっとりした髪にするには

インディゴを使うのがベストだけれど

インディゴだけだと 

髪が黒くなりすぎるので(根本は7トーンの

白髪染め)

 

ハナヘナのハーブブラウンを

選択することにした。

 

 

 

しかしインディゴはトーンダウンに使えるが

ヘナのような髪のケアは期待できない。

 

 

それでもインディゴ特有の

ツヤと手触りは良くなる、、、かな。

 

 

今回は髪のケアをしながら

明るくなりすぎた色を抑えるために

ハーブブラウンの選択でした。

 

ヘナだけだと 髪のケアにはなるけれど

オレンジ色が出てしまい明るく見えてしまう、

 

それで問題がない時は良いが

今回は髪の色を抑えたいとリクエストです。

 

 

 

インディゴだけだと 暗くなり過ぎて

ツヤは出るけれど髪のケアは難しい。

 

 

ま、そんな理由から

ハーブブラウンの選択です 

 

 

 

 

 

 

 実は3:7

 

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インディゴを 長野のミナラルたっぷりの

水道水で溶いたらヘナのペーストを加える。

 

そして湯煎を、、、、

 

理由ですか、、、、、

ヘナやインディゴを扱うのならば

この程度のデリカシーは必要でしょう。

 

 

 

植物は例外なく体温を冷やすので

ヘナのペースとは 人肌に温めておきますが

これからの季節は さらにホットタオルを

巻いて頭を冷やさないように。

 

 

 

ヘナやインディゴは塗ってから温めた方が

染まりが良いと思う方もいるようですが

温めても染まりは変わりません。

 

 


寒く無いようにしているでけです。

本題からそれましたが

実はハーブブラウンではなくて

ヘナ:インディゴは3:7でした。

 

 

理由はカンタン、

ハーブブラウンより少しだけ暗くしたかっただけ。

 

 

 

 

 

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ヘナヘナ ハーブブラウン

 

 

 

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        ビフォー                  アフター 

 

 左が使用前、右が使用後ですが

右の方が微妙に落ち着いているでしょう。

 

 

インディゴで髪の赤みをおさえているけれど 

ま、天然の草ですからね。

 

 

カラー剤のようにガツンと落ちませんが

自然なトーンダウンです。

 

 

ちなみにこの後2日ほどかけて色に深みが

増す予定です。

 

 

 

 

天然の草、ヘナとインディゴを使う

退色直しの最大の特徴は 髪のダメージが無い。

 

 

カラー剤に比べて 色の持ちが良い事だが

これもケースバイケースになります。

 

それでも退色が遅くなるのは魅力かな。

 

 

 

最後に言っておきますが

インディゴを使うトーンダウンは

間違って暗くなりすぎたら 元に戻せません。

 

 

 

時折 ヘナとインディゴの特徴を理解していない

素人美容師も存在していますので

気をつけてくださいね、

 

経験がほとんどなく説明だけで

手を出してしまう美容師くんの話ですけどね。

 

 

 

 

 

 

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