長野の文系美容師のブログ

長野の文系美容師がヘナの白髪染めに本気で取り組んでいます。

良いところ取りなんて都合よくいかない

ケミカルカラーとヘナを同時に

同時にっていっても
薬剤とヘナを混ぜて使うのではありません。




実はヘナを始めたころ
ヘナとジアミン系のカラー剤を混ぜたら
どうなるかを検証した事がある、

結果として自分の髪で試すのは構わないが
ゲストの髪だけはやめましょうね。




いきなり本題から外れはじめたので
もどします。



ヘナは髪のタンパク質と
結びつきやすい性質があり酸化発色して
オレンジ色に染めると同時に
髪を強化し弾力を与える、、、、
ヘナをカンタンに説明するとこんな感じ。


カンタンに言うとヘナは
オレンジ色(白髪だけ)に染めながら
髪の強化できると二つの要素があるのです。



そのヘナの髪を強化する性質を利用して
白髪染めで根元の伸びた部分は
ジアミン系のカラーで染めながら
残りの部分はヘナでケアをする。




良いところ取りのように思えるが
その実態はいかがなものでしょう。



ジアミン系のケミカルカラーは時間勝負、

塗り終わってからの放置時間じゃなく
塗り始めるところから時間が
スタートするのです。


手早に塗りましょうって事ですね。





染まりを良くするために
放置時間を長くするなんて
素人のようなことを考えてはいけません、
髪にダメージが大きくなるだけですので。




しっかり染まらないのは
カラー剤の選択を誤っているか
塗布の技術が未熟だった程度の話。



長い前置きでしたが
時間厳守のジアミン系ケミカルカラーを
塗ってから中間から毛先の部分のケアに
ヘナを塗る。



良さそうに思うが
ヘナを塗り終わった時点で
いったいどのくらいの時間が
経過しているでしょうか。




ヘナをモタモタ塗っていたら
残りの放置時間が10分程度、、、

なんてこともあり得る。




ヘナの放置時間は45分程度、
薬剤と違い放置時間を長くすることで
ヘナの効果も上がります。



このように少しでも無駄な時間を
使いたくないケミカルカラーと
放置時間は長めに取りたいヘナを
組み合わせるとせっかくのヘナ効果を
得ることができない。




まぁ、ヘナを塗ることで
髪のキューティクルが引き締まる程度の
効果はあるとは思いますけど
あえて同時に施術することはないでしょう。


ここでいっておきますが、

ヘナは短時間で効果が少なくとも
害にもなりませんので。




ケミカルカラーとヘナを使う場合は
別々に施術することお勧めした方が
良いのではないでしょうか。




そう言えば、、、

ジアミン系の白髪染めをしたあと
ヘナを根本から塗ったら
染めた部分の白髪が浮いてしまった。


どうしてでしょう、、、と
問い合わせた美容師くんがいたが
検証をしてあれば分かることです。




どんなに髪に良いものでも
メーカーの説明やSNSを見ただけで
使わないように。


自ら検証をしましょう。






売り上げや単価を上げるために
ヘナを利用する、、、

そのような考え方をいけないとは思わない。



でも僕はヘナが好きでその良さを
少しでも多くの人に知ってもらいたいと
考えている。


天然のヘナは髪と頭皮に多大な恩恵を
もたらします。






現在バウハウスはヘナ専門店、
ジアミン系のカラーは扱っていません。




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ヘナ染めとツーブロックカット




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