長野の文系美容師のブログ

長野の文系美容師がヘナの白髪染めに本気で取り組んでいます。

セルフヘナは美容室のヘナよりお得

ヘナは自分で染めるもの

「ヘナなんて自分で染めるものよ」と
言われたけれど本当でしょうか、

と聞かれました。



ヘナを自分で染めると言う前に
ドラックストアでは大量のカラー剤が
売られているでしょう。



これって美容師が対象では無くて
一般の方々が自分で染めるように
売られているカラー剤です、


ってことはセルフでカラーをする人が
大勢いるからですよね。



それでも「カラーなんて自分で
染めるものよ」とは言わないでしょう、


美容室で染める人、
セルフで染める人、それぞれだからです。



それなのになぜヘナだけは
自分で染めるものだと
言ってしまうのでしょうか。



本日のテーマはセルフヘナ

カラー剤の目的は髪を染めることに
尽きるが

ヘナは髪を染めるのが目的だと
思っているのは。。。


まぁ、ハッキリ言って素人か
ヘナを知らない美容師くん。



それではヘナの成分の話を、、

ヘナの成分のナフトキノンは
髪のタンパク質に着きやすく
酸化するとオレンジ色に発色する、


ここまでは知られているようです。



ここからが本日のテーマ、

ヘナの成分のナフトキノンは
頭皮にダメージを与える酵素を撃退したり
真菌やカビを防ぐ効果もある。



さらにヘナのタンニンは
髪の芯から補強するので髪を疎水に
導く、、、とこんな感じです。



髪のトリートメントの目的は
疎水ですから
ヘナは最強のトリートメントと
いうことですね。



ここで言っておきますが
髪がツルツルしたりツヤが出るのは
トリートメントに入っている
油分ですから目的とはちがうのです。




これ以上ヘナの成分の説明を続けると
本題から外れそうなので
このくらいにしておきます。




ヘナとカラー剤の違い

カラー剤などの薬剤と違い
天然のヘナを扱う上での大きな違いは
使う量、


天然のヘナはたっぷり塗ることで
その効果を引き出すことができる。

ってことは、

塗る量が少ないとヘナの効果が
存分に得る事ができない 
なんて事態になるかもしれません。



まぁ、経験上塗る量をケチると
ロクな事がありませんでした。



さてヘナは塗ると表現するよりも
正確にはヘナを置く感じで塗るのがよい、

この辺の間隔がカラー剤とヘナの
違いですね。




セルフのヘナの最大の弱点は塗る量、

自分の髪を塗ってみると分かるが
通常使う量の半分も塗る事ができない、


特に髪が長いと毛先まで
塗れないどころかムラに
なることも。


自分の後頭部は見えませんから
仕方がないことです、、、



「ヘナなんて自分でやるもの」と
思っている方、

それは間違いでは無いが
正解でもありません。



ヘナを自分の時間で
楽しみたいのであれば
問題はないがそれはあくまでも
楽しみの範囲です。



気になる部分の白髪を染める程度は
できるでしょうけれど

ヘナの効果を引き出すことは
難しいのでヘナの効果を
あまり期待しない方が
よろしいかと思います。



それでもヘナは髪や頭皮に
悪影響はありません、
(頭皮にこすり込んだり
ダメージにある髪に無理やり
塗る行為はヤバイ)




僕が提供するヘナは
その効果を最大限に引き出し
ヘアスタイルを作ることで
ゲストの方々が快適な日々を過ごす
お手伝いをすることです。



それはヘナを塗る行為だけではダメ、
シャンプーから始まりカット、
仕上げのセットまでの全てが
必要になる。



「自分で塗るヘナ」と

「僕が提供したいヘナ」は

同じヘナでも求めるものが
全く違います。



自分で楽しみたい方を批判するつもりは
全くありません、

セルフヘナがヘナの全ての様に
他人に押し付けるのは
いかがなものかと、、、、。

今時のマスク事情に似てますね。


ひと口にヘナと言っても
ヘナを塗るのは美容師だけれど
その後は自宅で流す
「お帰りヘナ」もある、


この様にヘナはいろいろな方法があるので

そのゲストに良い方法を見つけるのも
ヘナ専門店の役割だと考えています。




最近白髪が増えたことを気にしている、
今まで髪を染めたことが無くて
白髪対策はヘナ。



ここで言っときますが
ヘナではありません、ハナヘナ でした。






bauhausは看板がありませんので
店先の草木を目印にお越しください。




長野と上田でヘナのことでしたら

hair, shop Bauhaus まで


予約、問い合わせは
026−228−5228