長野の文系美容師のブログ

長野の文系美容師がヘナの白髪染めに本気で取り組んでいます。

クセ毛に縮毛矯正はいらない

ヘナの白髪染めに本気で取り組んでいる
長野の文系美容師 ハナヘナ専門店バウハウスの
傳田」(デンダ)がヘナを語ります





クセ毛には縮毛矯正が正解か

ここまで長々とヘナと縮毛矯正の話を
してきましてがようやく佳境にはいります。


その前に、

昭和のころはストレートパーマと
よばれていてパーマ液を髪につけ板に
貼り付けていた、


イメージはよかってけれどクセ毛は延びずに
髪のダメージだけだったけれど
クセに悩む人にはほかに方法はなかった。




それが薬剤のパワーとアイロンの熱を使うことで
髪のクセが伸ばせるようになったのが縮毛矯正。



縮毛矯正は髪の最大のダメージと引き換えに
ストレートヘアを手にいれる技術、


髪のクセを伸ばすには無傷ではいられない
ってことです。



それではヘナで髪のクセが伸ばせるのか、

結果からいうと「伸ばせない」
考えてみれば分かると思うけれど
草の葉っぱの汁つけたくらいで強烈なクセが
伸びるわけないでしょう。




クセ毛は薬剤と熱を使う技術、

薬剤の化学的圧力とアイロンの物理的圧力で
ようやく伸ばせるのですから。





縮毛矯正の問題点


縮毛矯正は髪のクセを
まっすぐに伸ばすことで問題が起きるのが
3ヶ月後、


縮毛矯正をかけた人なら分かると思うけれど
新しく生えてくる髪はクセ毛です。



それが3ヶ月のすれば
根元が4〜5センチほど伸びている、

カラーに例えれば根元が黒いプリン状態。





その伸びた髪がクセ毛ですから
やっかいなことになるのです。




しかもカットをする立場からすると
ストレートヘアとくせ毛のミックスほど
カットしにくいのも事実です。





まぁ、毎月少しでも伸びたら
縮毛矯正をすれば問題はいのですが
縮毛矯正のむずかしさは
2度目からです。   


理由ですか、、、、

一度でも縮毛矯正をして髪は 
ひっじょうに デリケートになっているので
わずかなミスで取り返しがつかない髪に
なるかもしれません。





現実的に考えて
毎月のように縮毛矯正をするとは思えないので
ほとんどの人は何ヶ月かは
クセ毛と直毛のミックス状態で
ガマンしているのでしょう、

 

でもね、


どんなに期間をあけて縮毛矯正したとしても
髪のダメージが変わることはありません。







クセ毛とヘナ


美容師君はクセ毛をみると
縮毛矯正しか思いつかないのは
仕方がないことです、



それはヘナを知らなかったり
たとえ知っていたとしても本当の
ヘナを使ったことがない美容師君は
いくらでも存在している。



まぁ、ヘナを知らなくても問題はないけれど
知ったかぶりだけは
やめた方がよいでしょうね。




それではここからは
ヘナの成分がどうしてってことより写真で
見てみましょう



2016 2月


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若白髪があり染めていたが
頭皮の刺激が気になりヘナに変えた時、

ちなみにダメージではありません、
クセ毛です。



そう、、

今までは肩下15センチのロングヘアでしたが
この時に方上まで切った。



も一度いいますがダメージではありません、
クセ毛です。





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乾かした状態ですが
クセで膨らんでいるのが分かるでしょう、


ここから得意のドライカットの出番、







2016 2月の仕上がり


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その時の仕上がり、

クセがあるのでブローはしています。









2016 4月


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ヘナをして6ヶ月以上が経過したので
クセもだいぶ落ち着いてきた、

耳の後ろのボリュームが気になるので
ボブから脱皮することに。




これはウエットでカットして乾かした状態です。

ここから得意のドライカットで、、、、
髪のインナーカットを加える。


ちなみにスキハサミは使えません使いません。





その仕上がりはこちら


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その仕上がりですが乾かしただけでブローはしていません。まだボリュームは気になるけれど最初の頃を思えばだいぶまとまってきたかな





2016 8月

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オレンジ色に染まっているのが白髪です、


この頃から
スタイルの変化が欲しい、、、、ってことで
前髪を伸ばしてみることにしました。





2016 9月


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頭頂部に白髪が点在するタイプのようです。



一般的に白髪は生え際から始まり
徐々に後頭部に増えて行くようです。








2016 9月のつづき


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この頃になると
襟足のくせも落ちついてきた、、、かな。



しかし前髪を伸ばすのはムリのようでした。


1ヶ月で挫折でしたが
おでこがあまり広くなかったのが敗因かもしれない。






提案したのは私だったので反省してます、

やはり安易な変化は良くない。







時は流れて2017 9月


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今までの写真は店内のライトの下だったので
これは自然光で撮る、


ヘナの色はこのように髪の色に
溶け込んでいるのが分かるでしょう。



天然の色素は髪になじむ色です。
この頃からさらにショートカットに、

髪のクセがまとまると
もっとスッキリしたスタイルになりたい
ってことでこんな感じで。







2018 5月


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クセ毛だったことは忘れるているようですが、、、

やはり元の髪は太くクセがあるので
1ヶ月半もすると
髪が伸びるというよりも増えると表現した方が
よいかな、



ヘアスタイルはマイナーチェンジを繰り返してます。





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頭頂部のオレンジ色は白髪の髪です、


ヘナのオレンジ色で適度に明るく見えるのが
気に入っている、、、、。







そして2019 6月


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ここからは次回につづく、、、、


理由ですか、、

ここからが面白いからですが、、何か。







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ヘナをしても
髪が真っ直ぐになることはありません、

でもヘナを繰り返すことで
クセがまとまり扱いやすくなるのも事実。



しかしこれはただヘナを塗ればよい、、
という訳ではありません。



ヘナでクセが落ち着くと思って
自分で取り寄せても思ったようには
ならないでしょう。





本来の目的は白髪のケアでしたが
ヘナをすることで
髪のクセもまとまるようになったのは
ヘナの塗る量、放置する時間、

そして使っているヘナは新鮮で天然成分100%。
ほかには細かいことの積み重が大切です、

いや、

小さいことを積みかさねることで
結果が良くなっていく。




今回のような例は最初の目的が
白髪染めだったので定期的にヘナをしていたのが
クセ毛がまとまる要因でした。



最初のヘナは2ヶ月以内に3〜4回ほど
続けることで結果が早く出ます。




ここでひと言


決して縮毛矯正を否定しているのではありません、
くせ毛にヘナを提案しているのです。



一つだけ言っておきますが
どんなにヘナをしてもストレートヘアには
なりません。




もし直毛がお好みでしたら迷わず縮毛矯正を
おすすめします。



ヘナは髪や頭皮にダメージを与えず
クセのケアをしたり
白髪を染めることができるのです、

お間違いのないように



(注)ここまでヘナの表記は全てハナヘナです




長野と上田でハナヘナでしたら

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