長野の文系美容師のブログ

長野の文系美容師がヘナの白髪染めに本気で取り組んでいます。

準備万端

 

 

ヘナの白髪染めに本気で取り組んでいる

長野の文系美容師 ハナヘナ専門店バウハウスの

傳田(デンダ)がヘナを語ります

 

 

 

準備万端で

 

東京オリンピックのマラソンが札幌に

決まったのか、

 

そういえば

1972年の冬のオリンピックは札幌でした。

 

 

 

海外の方々から見ると日本は東京と

札幌しか無いと思っているのでしょうか、

 

もしかしたら

オリンピックを開催した都市だけしか

記憶に無いとしたら長野もあります。

 

 

 

涼しい所でマラソンをするのなら

長野も十分いけると思うのですが

今から準備しても間に合うのかが

問題でしょう。

 

 

 

何事も準備万端が大切です、

しかし準備をすると

ロスもでてしまうのも事実。

 

 

 

今回の東京オリンピックだって

都内でマラソンを開催すると

誰もが思っていた、

 

猛暑とか様々なことがあっても

絶対に東京でマラソンを走る、

 

そして新競技場にゴールする。

 

 

 

そのことが頭から離れないで

あれこれ準備をしていたら、、、

「札幌でやればぁ、、涼しいよ」と。

 

「今まで準備したのことをどうしてくれるんだ」

都民の方々の言い分のようです。

 

 

 

準備はロスがつきものだと思います。

 

 

ちなみにロスの意味はムダに損失すること、

損失の意味ですが

準備のためのロスは「ムダ」でしょうか。

 

 

 

ヘナを準備する

 

カラー剤はオーダーが出てから

つくる(一剤と二剤を混ぜる)のですが

薬剤は混ぜた時点から酸化が始まるので

作りおきはできない。

 

 

常にその場でつくることになりますが

必要以上に作ってしまうと

それは捨てしかないのでムダになります。

 

 

 

天然のヘナはその場で溶いて使うよりも

熟成させた方が

ヘナの成分を満遍なく引き出すことが

できます。

 

 

 

カンタンに説明すると

 

熟成ヘナは染まりが良いのですけれど、、、

この様な言い方は

ヘナをよく知らない人からすると

ものすごく良く染まる、、、と

思ってしまうかもしれません。

 

 

これは作り立てと熟成ヘナを比べたら

熟成ヘナの方が染まりが良いかな、、

程度です。

 

 

しかし少しでも染まりが良いのは

それだけヘナの成分が髪に入っている、

 

とても重要なことですね。

 

 

 

ハナヘナの熟成

 

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ハナヘナの熟成

ヘナは4時間ほど寝かせればOKですが

バウハウスでは

前日に翌日使うヘナを用意する。

 

 

これはヘナに対して

3倍の長野のミネラルたっぷりの

水道水を加えて溶きます。

 

 

 

3倍だとやや硬めのヘナですが

この方が計算しやすいし

使うときに緩めの湯を加えて湯煎できる。

 

 

理由ですか、、、

天然の植物は例外なく体温を下げるので

これからの時期は

頭が寒くならない様にですが、

 

この程度のデリカシーは

ヘナを扱うのならば当然のこと。

 

 

 

注意事項として

湯の温度が高すぎると

ヘナの色素を壊してしまいます、

ウチではぬるめのお風呂(40°以下)くらいの

温度で湯煎するようにしている。

 

 

前日にヘナを用意するのですが

予約の人数よりも

若干多めに溶いておきます。

 

 

余るのは仕方がないけれど

不足はやばいですからね、

 

予約の変更や

ヘナからインディゴのメニューに変わると

一人分(ヘナを溶いた状態、

ヘナプラス水で180グラム)ほど余る

こともありますが

 

平均20〜30グラムくらい余りますが

捨てるなんてことはもったいなくて

できない。

 

 

余ったヘナは冷凍して

自分の髪に使いますのでムダではありません。

 

 

 

ヘナのお客様が

時折しか来ない美容室では作りおきなど

ムリなことだと思います。

 

 

バウハウスはお客様の80%は

ヘナですので前日に用意することが

できますが

 

最初からヘナをする方が

何人もいたのではありません。

 

 

 

 

最初の頃などは1日にひとり、、、

なんてこともありましたし

予約の変更があり

ヘナがそっくり余ってしまった、、、

なんてこともありました。

 

 

 

その頃は朝の仕事がヘナの準備です。

 

 

 

でも朝だと

午後の予約だったら良いのですが

 

午前がヘナの予約だと

熟成が足りないことに気がついて

前日にヘナを溶くことにした。

 

 

ムダは捨ててしまえばただのムダ、

 

下水を汚しているだけですが

考え方を変えるとムダにはなりません。

 

そこから学ぶことはたくさんあります、、が

気がつかなければただのムダ。

 

 

 

 

 

インディゴは15分の熟成

 

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インディゴ

インディゴだけは作りおきができない、

 

水道水で混ぜ始めると

発色が始まるので

使う15分前に用意します。

 

 

 

インディゴの熟成時間は15分ですが

ヘナよりも扱いがデリケートなのが

インディゴの特徴かな。

 

 

 

 

 

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これからの季節は

ヘナの待ち時間にホットタオルで包んで

頭が冷えるのを防ぐ、

 

先ほども書いたけれど

天然のヘナは体温をうばってしまうので

温めるのが目的です。

 

 

 

これってヘナは温めると

染まりが良くなると勘違いしている

美容師くんなどがいるようですが

 

天然のヘナに

染まりに温度は関係ありません。

 

 

 

冷えを防いでいるだけのこと、

ホットタオルは気持ちがいいですよ。

 

 

 

朝のバウハウス

 

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bauhaus

本日のam8時頃の店内から

 

 

 

 

 

ヘナ専門店らしい構図は

 

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ハナヘナ

 

ヘナの白髪染めですが

繰り返していると

髪のツヤも良くなってくるのは事実。

 

本日は熟成ヘナ、

きっちり終わりました。

 

 

 

ここまでのヘナの表記はすべてハナヘナです

 

 

ハナヘナに興味がある方、

体験したい方、

カラーからヘナに変えたいが

どうしたらよいか分からない方。

 

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