長野の文系美容師のブログ

長野の文系美容師がヘナの白髪染めに本気で取り組んでいます。

ヘナのハーブブラウンは茶色に染まらない

ヘナ染めから頭皮のケアまで、
長野のヘナ研究所の所長 
長野の文系美容師バウハウスの傳田です。





染まらないヘナ

それでは昨日からの続きで
「染まらないヘナ」の話から、

ヘナのカテゴリーで検索すると

「ヘナ ナチュラル」、

「ハーブブラウン」、

「ハーブマホガニー」とあります。
(ヘナを扱っている業者は違っても
表示の仕方は同じようです)






ヘナ ナチュラルはヘナのことだけれど
「ハーブブラウンとハーブマホガニー」
ヘナとインディゴを混ぜたハーブのカラー。




ヘナは白髪がオレンジ色に染まる事から
ヘナの経験が無いと
髪がオレンジ色に染まるのは
抵抗があるようです。
(ま、実際染めてみれば
思っているようなハデなオレンジ色
じゃないのですけど)





そこでハーブブラウンや
ハーブマホガニーならば髪は
茶色や黒に染まると思ってしまう方がいる、

白髪染めは黒や茶色を想像するでしょう。




しかし天然の植物の染料には
黒や茶色はありません、 が一般の方から
すれば白髪染めといえば
茶色や黒を想像してしまうのは
仕方がない事です。





それでは本題の
「ハーブブラウンとハーブマホガニー」の
話をいってみましょう。



ヘナの完璧な白髪染めの方法で
ヘナとインディゴを使って二度染する
方法があります、

ごぞんじの方もいると思いますが
ヘナで染めたら一度流して
再度インディゴで染める方法。




ヘナで染めたオレンジ色を
インディゴで消して濃いブラウンに変える
天然の草染の完璧な白髪染め。



ただし、、、二度染めるので
時間もそれなりに必要なところが
弱点かもしれない。



その弱点を克服するために
ヘナとインディゴを混ぜて
一度で染める方法がハーブブラウン、
ハーブマホガニーと思うのは
素人の考え、、、本来ならば

二度で染めるところを
一度目済ませるのだから
使うヘナとインディゴの量が少ない。


となれば、染まり方も違うのは
当たり前のことでですが、、、
コレを間違えてしまう方が多いような
気がします。



まぁ、ヘナ事情を分かっていない
美容師くんはたくさんいますから
一般の方が間違えてしまっても
仕方がないでしょう。





ハーブブラウンの罠


ヘナのハーブブラウンや
ハーブマホガニーはその呼び方から
茶色に染まると思ってしまう方が
多いような気がする。




考えてみれば分かるが
ヘナのオレンジ色とインディゴの青い色を
混ぜたくらいで都合良く茶色や黒に
染まりません。



植物の成分と顔料は違います。 



顔料は濃さも薄さも選べるけれど
天然のヘナやインディゴを薬剤のように
調整するのは難しい、、、って言うか
ムリでしょう。




ただし草木染めでも何度も重ねることで
濃い色に染めることができます。



ヘナとインディゴを重ねて染める二度染は
しっかり染まるが
ヘナとインディゴを混ぜた
ハーブブラウンやハーブマホガニーは
いきなり濃く染まりません。




ま、使う側が顔料の色を
想像してしているケースがほとんどだから
ヘナとインディゴを混ぜたハーブブラウンなどは
染まっていない様な錯覚に陥るだけのこと。



顔料のように濃さを調整できれば良いが
草木染めのように色素が調整できない染料は
重ね塗りをすることで色が濃くなる、

一度で濃い色を塗るよりも
薄い色を重ねた時の方が色に深みが出ます。




そうは言っても美容におけるカラーは
人の頭に生えている髪が対象ですから
その辺りが難しいところでしょう。





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ハーブマホガニーで染めると白髪は
この様にいったん青く染まる、

この後2〜3日ほどかけて濃い茶色に発色する、
、、予定です。




インディゴは話せば長くなりますが
ヘナと違って酸化発色するのに時間がかかる、

しかも水に濡れた状態が必要です。



要するに美容室で完結ではなくて
自宅に帰ってからも染めた髪に
霧吹きなどで水分を加えることで発色が
進むのです、

自己管理が必要なカラーです。




それでは実際にハーブブラウンで
染めている方の話ですが、、、、

、、、次回に続く






最後にお約束の

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ここまでヘナの表記は全てハナヘナですので
お間違いのないように




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