長野の文系美容師のブログ

長野の文系美容師がヘナの白髪染めに本気で取り組んでいます。

ヘナで染めていたら髪が黒くなった

ヘナ染めから頭皮のケアまで、
長野のヘナ研究所の所長 
長野の文系美容師バウハウスの傳田です。




ヘナ染めをしていたら髪が黒くなった

ヘナで染めると髪が黒くなる、、、って話は
時折 聞くことがあるけれど、、、
これは「ビールで髪を明るくする」に等しい
都市伝説のような話でしょう。




ビールで髪を明るくするってのは
私くらいの年齢だったら
一度は経験したことがあるかもしれません。




今ではドラックストアに行けば
髪を染めるカラー剤はいくらでも手に入るし
ネットで情報も検索できる。



しかし昭和生まれの私の時代は
根拠の怪しい情報しか無かったので
とりあえず試してみるしか ありません。




ま、結果として田舎の小僧の黒髪は
相変わらず黒々としてまして
何の変化も無し。



もっともビールなどの炭酸をつかって髪の
脱色をする場合は
紫外線にあてなければなりません、、、が
良い子は真似をしないでくださいね。


たとえ脱色してもわずかに
明るくなる程度ですから、 それに
ビールは飲み物です。




本題からそれ始めたのでもどします、
「ヘナをしていたら髪が黒くなった」って話。



これには二つのことがあり
そのひとつは
「何ちゃってヘナもどき」を
純粋なヘナと勘違いして染めてしまった時。



何ちゃってヘナもどきについては
今までも書いてきましたが
ヘナはつかっているけれど染料に
人工色素を配合している、

色素を持っているヘナに
ワザワザ人工染料を使うかを説明していると
800字では済まないので
また機会があれば書きますが
カンタンに言うと
ヘナ業界の闇みたいな話です。




ここで言っておきますが
何ちゃってヘナもどきを批判しているのでは
ありません、

私が天然のヘナにこだわっている
だけのことですから。







ハーブブラウンとハーブマホガニー

何ちゃってヘナもどきの特徴としては
一度染めるだけで白髪が黒や茶色に
染まるのが特徴です。 ということは、、

繰り返し染めてれば当然髪は暗くなるでしょう。





しかしここは あくまでも天然のヘナの
コーナーですから
このような人工染料のヘナについては
これ以上論議しません。




それでは
染めていると髪が暗くなるヘナとは、、、
天然のヘナはオレンジ色に染まるのは
知られています。




そのオレンジ色を消して
濃いブラウンに染めるのが
インディゴというハーブ、

ヘナは みそはぎ科の植物の葉っぱを
乾燥させ粉末になっていて
それを水で溶いて使う。




インディゴは種類がありますが
ハナヘナではインド藍、
マメ科コマツナギ属の植物を粉末にして
それを水で溶いて使います。




性質が違う植物をつかって髪を染めるので
扱い方に特徴があります。




その中でも完璧な染め方が
ヘナで染めた後にインディゴで再度染める
「ヘナとインディゴの二度染め」。



これはヘナで最初に染めることが
実は重要になるのですが
インディゴで染めてからヘナで染めた
ビックリ美容師くんも存在します。



理由は保管している
瓶の蓋が入れ替わっていた、、、ようですが


ヘナとインディゴは
先ほども書きましたが性質が
まったく違う植物ですから
見た目は似ていても溶いてみれば
直ぐに違いはわかるはずなんですけどね、、、


ビックリ美容師くんには
気をつけてくださいね。





ヘナもインディゴも植物ですから
間違って使っても髪にダメージが
起きませんが

インディゴで黒くしてしまった髪を
明るく戻すのは
至難の技が必要になり しかも
髪も無傷ではすみません。




本来ならばヘナとインディゴは
別々に使うのですが
問題は二度染めるので時間がかかる、

そこでヘナとインディゴを混ぜて
一度で染ませる配合があります。

それがヘナ:インディゴが4:6で
ハーブブラウン。


2:8に配合しているのが
ハーブマホガニー。




このハーブブラウンとハーブマホガニーの
細かい説明は後回しにしますが
ヘナ度染めた後のインディゴと同じ様に
染まると思っては間違いの元になります。



素人には扱いが面倒なハーブですが
よく理解していない美容師くんは
いくらでもいますから気にする事は
ありません。




ただ、
初めてのヘナ染めでは
うまく染まらなかったりすることがあるので
ハードルは高いかもしれません。




それでも繰り返し使っていると
ヘナが重なった部分が
黒く染待ってしまうことがあります。




それが原因でヘナは黒く染めると
思っている方がいるようです。




この様な状況はセルフでヘナをしている方に
多い様な気がします、

ヘナで染める事は特別なことではありませんが
薬剤のカラーとは扱い方が違うので
最初はヘナを日常的扱っている美容師に
相談するほいがよいでしょう。







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仕上がりから入るのはいつものこと

ヘナの白髪染めです






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天然のヘナで染めると白髪がオレンジ色に
染まりますが ヘナマニュキュアや
カラー剤の人工的なオレンジ色と違い
髪に馴染んだ色味が天然のヘナの特徴です、、、


経験してみないとわからないかもしれませんね







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上が天然のハナヘナで
下の写真は
ヘナ:インディゴが2:8のハーブマホガニー。




ハナヘナは一晩熟成させますが
インディゴは使う直前に溶き
10分程度寝かせます。




理由ですか、、、、


扱ってみれば分かることです。



ここまではヘナの表記は全てハナヘナですので
間違いのないように








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